狂乱のドライオーガズム掲示板

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ドライオーガズム達成を目指す方々の掲示板です。いろんなメソッドは「狂乱のドライオーガズム」に詳しく書いてますので、まずはそちらを読んで下さいね。

ドリー誘拐 第二部(50) - ドリー

2018/11/21 (Wed) 17:58:51

スレッドが長くなったので新しくしますね!

第二部(50)
 30Fカテーテル、つまり外径10ミリ、即ち1センチの太さのカテーテルの威力は凄まじいというほか無かった。尿道口から侵入した直後からドリーさんの喘ぎ声は先ほどまでとは比較にならないほど激しいものだった。そしてカテーテルの太さに追い討ちをかけたのがどうしても収まらないペニスの勃起だった。「そんなに固くしちゃうと辛いわよ」と言われて必死に興奮を抑えようとするドリーさんだったが、目を逸せば次にもっと恐ろしい治療がと脅かされては、太いカテーテルがゆっくりと挿入されていくペニスを見つめざるを得ず、それを知ったオフ会参加者のうち何人かは、中腰になってペニスと同じ高さに顔をずらりと並べたので、ドリーさんは否応無しに彼らと視線を合わせてしまい、より一層の被虐快感でさらにペニスを勃起させてしまうのだった。
 狭くなった尿道に太いカテーテルを無理やりねじ込んでいくのだから、みどりさんの指はカテーテルが受ける抵抗をひしひしと感じているのだろう。左手を軽く勃起したペニスに当てながら慎重にカテーテルを操作しているみどりさん、そしてペニスを両手で支えて最適な角度を保っている紅さん、二人の看護師の真剣な表情は診察台を取り囲んでいる他の全員の顔からも笑いを消し去った。医師でもある青木部長はもし事故でも起きれば自分の責任になることを承知しているのだろう、今まで見たこともない深刻な顔でじっと施術を見守っているし、黒木部長でさえ黙り込んでじっとみどりさんの手を見つめている。
「うっ」とドリーさんが大きく呻いた。
「外尿道括約筋ね。紅さん、ペニスを引き上げながらほんの少しずつ下に倒していって」
「こうかしら?」
 みどりさんはドリーさんの表情をチラチラと見ながら、紅さんが僅かにペニスを倒す度にカテーテルを少し押し込もうとするが、ドリーさんが「ウッ」と呻きながら裸身を仰け反らすと慌てて戻すのだった。
「ドリーさん、しっかりと緩めないと」
「は、はい」とドリーさんは答えるが、緩めろと言われて緩められるような状況で無いことはみどりさんも百も承知だ。それでもドリーさんは「フゥ、フゥ」と息を吐いて何とか外尿道括約筋を緩めようとするが、みどりさんが少しでも押し込む度に、「ウッ」と呻きながら仰け反ってしまう。
 そんなことを数回繰り返したあとだ。「これ位の角度で入るはずなんだけど・・・」と呟きながらみどりさんがカテーテルを押し込むと、「イヤァァァア」とドリーさんが叫ぶと同時にカテーテルが1センチほど進んだ。
「この角度ね」と紅さんがホッとしたように言った。
「そこで少し楽しませてあげて」
 やっと笑みを見せながら黒木部長が言った。
「分かりました。紅さん、しっかり支えててね」
 みどりさんはそう言うと、今押し込んだばかりのカテーテルをゆっくりと抜いていった。
「目を逸らしたらどうなるか分かってるわね。気を遣っても同じよ」と黒木部長がドリーさんの耳元で囁くと、「イヤァァァァアアアアア」と叫びながらドリーさんは厳しくされた裸身を仰け反らせたが顔はまっすぐ前を向いたまま必死に目を開け続けた。
 1センチほどカテーテルを抜くと、みどりさんは再びカテーテルを押し込んでいく。
「イヤァァァアアアア・・・ククククク」
 必死に歯を食い縛って耐えていたドリーさんだったが、カテーテルがツルンと侵入した途端、「ォオオオオオオオ」と凄まじい咆哮を上げながら天井を向いてしまい、次の瞬間には「キィィィィィイイイ」というような悲鳴と共に裸身をガクガクガクと数秒間激しく痙攣させた。
「まあ、もう約束を破ったわね」と黒木部長は満足そうに囁くが、ドリーさんは「イヤァ、アァァ、イヤァ、アァァ」と喘ぎ続けるばかりだ。
「もう一度くらい楽しませてあげてから先へ進みましょう」
「分かりました」
 そう言うとみどりさんはカテーテルを少し戻してから再び外尿道括約筋を通過させドリーさんを壮絶な絶頂に追いやった。さらにその先の、尿道が前立腺の中を通って狭くなっているところでは、左右にゆっくりと回転させながら二度三度と抜き差しを繰り返し、その度にドリーさんは凄まじい悲鳴を上げながら裸身を痙攣させた。
 そして遂に10ミリのカテーテルの先端が内尿道括約筋に到達した。
「さっき導尿したばかりだからしっかりと締まってるはず。でも緩めようがないからドリーさんは深呼吸でもして私に任せてね」
「あぁ、怖い。怖いわ」
 みどりさんの表情が再び真剣になり、ゆっくりとカテーテルを挿入していくが、「ウッ」とドリーさんが呻きながら仰け反ると慌てて動きを止めた。
「おかしいわね、角度はこれであってるはずなのに」
「そうですよね、前立腺からはまっすぐの筈ですもの」と紅さんも不思議そうな顔をした。
「多分、太さだけだろう。9ミリと10ミリの違いはきついかもな」と青木部長が言った。
 しかし「どうします?」とみどりさんが聞くと、「もう少し力を入れて押し込んでみて。僕が保証するから」と青木部長が自信有りげに言ったので、「分かりました」とみどりさんは答えてカテーテルを持ち直した。
「じゃあ、もう一度入れますから、ドリーさん、頑張って」
「あぁ、怖い、怖い」
 ドリーさんは頬を強張らせ、両目を必死に開いてみどりさんの手元、つまりペニスの先端を見つめている。そしてカテーテルが5ミリほど進むと、「ウゥッ」と呻いて裸身を仰け反らせたが、さらにみどりさんがカテーテルを押し込むと、「ィィイイイイイヤァァアアアアア・・・」と凄まじい叫び声を上げながら、裸身を何度も何度もガクガクガクと痙攣させた。
「か、貫通しましたわ」
 ホッとした表情でみどりさんが言うと、青木部長も「フゥゥ」と息を吐いた。
 しかし内尿道括約筋を貫通されたままのドリーさんは「アァァ、アァァ、アァァ」と喘ぎ続けている。
「導尿できる?」
 黒木部長が尋ねると、みどりさんは頷き、紅さんがゆっくりとペニスを倒すと、カテーテルの中を透明な液体が少しだけ流れてきたので、青木部長がワイングラスで受けた。

Re: ドリー誘拐 第二部(50) - 夕

2018/11/22 (Thu) 06:28:54

プレイの様子が詳しく描写されていてリアルに想像できて興奮します。ギャラリーが冷静に見つめる中で勃起してあえぐドリー様と周囲のギャップが素敵です。尿道責め未経験者の私には怪しい誘惑です。

私もパートナーに責められて勃起させられることがあります。固くなったペニスを揶揄されると余計に固くなって恥ずかしくなります。ドリー様もダメだって思うほど反応しているのかな?

Re: ドリー誘拐 第二部(50) - ドリー

2018/11/23 (Fri) 00:04:14

夕さん
感想ありがとうございます。勃起しちゃうとなかなか自分の意思では収められないですよね。女性なら小さなクリトリスだけだけど、M2FのTGだと大きなクリちゃんが勃起しちゃうと恥ずかしくて恥ずかしくて気が狂いそうになりますよね。

Re: ドリー誘拐 第二部(50) - ドリー URL

2018/11/25 (Sun) 14:43:50

第二部(51)
 導尿が終わるとみどりさんはすぐにカテーテルを抜き始めた。しかし先ほどのように内尿道括約筋を何度も往復させることもないので、黒木部長がどうしたのかと聞くと、「少し患者の負担が大き過ぎるので」と真面目な顔で答え、前立腺を通過させる時も回転はさせず、さらに外尿道括約筋もゆっくりと一度で通過させてそのまま尿道口から抜いたので、ドリーさんは一度も絶頂に達することは無かった。
「優しい看護師さんで助かったわね。でも挿入される時には少なくとも5、6回は気を遣ったわね、しかも目を逸らしたのはそれ以上。約束は守ってもらいますからね」
 黒木部長が微笑みながら言うと、ドリーさんは「も、もう、これ以上太いのは・・・」と今にも泣き出しそうな顔で言った。
「あら、もっと太いのが欲しいの?」
「あ、いえ、それだけは許してください」
「そうなの、あなたはいつも本心と反対のことを言うから、本当は太いのを入れて欲しいんでしょう?」
「あぁ、いや、それだけは。これ以上太いのを入れられたら尿道が裂けてしまいます」
「あら、そうかしら? 先生、どうですか?」
「いや、まだまだ裂けるような太さじゃないですよ」と青木部長がニヤリとしながら答えた。
「あぁ、そんな、も、もう痛くて耐えられません」
「それじゃもう一度キシロカインゼリーを注入しようか?」
「あぁ、そ、そうじゃなくて、も、もう許して・・・あぁぁぁ」とドリーさんは顔を左右に振りながら泣き出した。
 ドリーさんがこれ程必死に哀願する姿は始めてだった。それ程、尿道カテーテルプレイは辛いのだろうか?
「分かったわ、これ以上太いのは使いません」
 黒木部長が言うとドリーさんは泣くのを止め、「あ、ありがとうございます」と言った。
「お礼を言うのは早いかもね。太いカテーテルは使わないけど、ドリーさん、ダブル・バルーン・カテーテルがどういうものか知ってる?」
「バルーンが付いてるのは膀胱にカテーテルを留めるため・・・」とドリーさんは怪訝そうな顔をした。
「そう、一つ目のバルーンはそうね。でも、ダブル・バルーンということはもう一つバルーンがあるのよ。みどりさん、膨らませてもらえる?」
「分かりました。紅さん、シリンジで純水を30cc入れてみて」
 そう言うと、みどりさんはカテーテルの先をドリーさんの顔の前に掲げ、他方の端を紅さんの方へ向けた。端は三つに分かれていて、真ん中がカテーテル本体、つまり先ほどから導尿の際に尿が流れ出したチューブである。それ以外の二つはシリンジが上手く嵌るようにコネクターが付いており赤と緑に色分けされている。紅さんはシリンジに純水を30cc吸引すると、緑色のコネクターにシリンジを接続した。
「注入します」
 紅さんがゆっくりとシリンダーを押すとカテーテルの先が膨らみ始め、30cc全部注入し終わった時には直径4センチ程のバルーンが出来上がった。
「ドリーさんの言った膀胱内に留置するためのバルーンがこれね。じゃあ、もう一つの方も膨らませて」と黒木部長が言った。
「紅さん、そちらも30cc入れてみて」
 みどりさんが言うと、紅さんは再びシリンジを30ccの純水で満たし、今度は赤いコネクターの方に接続した。
「注入します」
 紅さんがゆっくりとシリンダーを押すと既に膨らんでいたバルーンのすぐ手前に二つ目のバルーンが膨らみ始め、全部注入し終わった時には直径3センチ程で長さが4センチ程の二つ目のバルーンが出来上がった。(リンク参照下さいね)

「ヒィィィ・・・」とドリーさんが小さな悲鳴を上げた。
「まあ、どう使われるか分かったみたいね」
 黒木部長が覗き込むとドリーさんは顔を背け、「し、知りません」と言った。
「あら、まだ分からないの。じゃあ、教えてあげるわ。カテーテルの先が膀胱に入ったらまず膨らませるのがこっちよね。そうするとカテーテルはもう抜けなくなるわね。そうしておいて次にこちらのバルーンを・・・」
「止めてっ!」
 ドリーさんの叫び声が会議室中に響いた。
「あら、どうしたの、凄い剣幕ね。知らないっていうから教えてあげようとしたのに。それとも、もう分かったの?」
「え、ええ」とドリーさんは小さく頷いた。
「じゃあ、説明して。他の皆さんにも分かるように」
「あ、そ、それは・・・」
「だって皆さん未だ分からないでしょう?」
 黒木部長が皆を見渡すと、オフ会参加者たちは、少し申し訳そうに頷いた。
「ほら、分からないって。あなたが説明しないのなら私が言いましょうか?」
「あっ、いえ、わ、私から」
「じゃあお願い。皆さん、ちゃんとドリーさんの顔を見て、しっかり聞くのよ」
 黒木部長の言葉にオフ会参加者たちは一層ドリーさんに近寄り、何度もの絶頂の後も生々しいその美しい顔を見つめた。
「あぁ」とドリーさんは既に紅潮した顔を一層赤らめた。何度もの絶頂の興奮が少しずつ冷めてくると、一糸纏わぬ裸身を両手を頭上で拘束され、さらに拘束具にきつくベルトで固定された両脚を極限まで拡げられたまま診察台に固定されているという自らの格好がより一層恥ずかしく感じられる。そしてそのことを告白するかのように、前に突き出した乳房は一層膨らみ、その頂では今にも爆ぜそうに勃起した乳首が私を弄ってと主張しているようだ。さらに視線を局部に落とすと、先ほどからの尿道カテーテル・プレイの餌食になったピンク色のペニスが依然として逞しく反り返っているのだ。
「早く説明を」


Re: ドリー誘拐 第二部(50) - ドリー

2018/11/28 (Wed) 19:45:28

第二部(52)
「早く説明を」
黒木部長の厳しい声でドリーさんは我に返ったように説明を始めた。
「あ、は、はい・・・ひ、一つ目のバルーンを膨らませると、か、カテーテルは、ぬ、抜けなくなります。そして二つ目のバ、バルーンをふ、膨らませると・・・」
「二つ目のバルーンはどの位置にあるのかしら?」
「ふ、二つ目のバルーンは、ちょ、ちょうど、ぜ、前立腺の中に」
「膀胱の中には入らないの?」
「にょ、尿道括約筋があるので、膨らんだバルーンは、と、通れません。お、奥にも行けないし、先端のバルーンがあるので、ぬ、抜くことも出来ません」
 頬を真っ赤に染めながらドリーさんは説明を続ける。
「まあ。凄いわね。そんなバルーンを膨らませると?」
「そ、それを膨らませると、ぜ、前立腺をう、内側から、あ、圧迫することになります」
「でもバルーンは小さいでしょう? たった30ccしか純水が入らないのに」
 確かにそうだ。さっき膨らんだバルーンは精々大きめのウズラの卵くらいだ。
「そ、そうですが、ぜ、前立腺はもっと小さい・・・」
 やっとそこまで言うとドリーさんは目を閉じて横を向いてしまった。
「あら、そうなの。前立腺ってどれくらいの大きさなのかしら? 私はよく知らないから。ちゃんとこっちを向いて説明して!」
 黒木部長が畳み掛けるように問いただすと、ドリーさんは紅潮させた顔を前に向け、「正常な、ぜ、前立腺の大きさは精々20ccくらい・・・」と消え入るような声で言った。
 そうだった。前立腺はしばしばクルミの大きさと言われるが、その大きさは30ccには遥かに及ばない。そんな小さな官能の器官の中で30ccのバルーンを膨らまされたら。
 会議室中に驚嘆のどよめきのような唸り声のような低い音が広がった。ダブルバルーンを使った治療の凄さを全員が理解した瞬間だった。説明を続けるドリーさんの表情は恥ずかしさを通り越して、羞恥の快感に酔っているようにも見えた。
「そんなことをされたら患者はどうなるのかしら?」
「す、凄く、か、感じることに」
「そうね。その治療をあなたは今からされるのね」
「そ、そうです」
「覚悟はいいわね」
「え、えぇ」
 そう答えたドリーさんの表情は清々しささえ感じられるほどだった。
「じゃあ、始めて下さる?」
 黒木部長がみどりさんと紅さんに言うと、紅さんがまずシリンジを使って二つのバルーンに注入した純水を抜き、元どおりのスムーズな先端に戻した。
「挿入する時はなるべく負担の無いようにします。お楽しみはその後で。先生、もう一度キシロカインゼリーを」
 先生と呼ばれた青木部長が慣れた手付きでキシロカインゼリーを、未だ勢いを失っていないドリーさんのペニスの先端の尿道口から注入した。
「うぅぅ」
「ゼリーを注入されるのも気持ちよさそうね」と黒木部長が揶揄うがドリーさんは無視するように真っ直ぐ前を向いたままだ。
「では挿入します」
 みどりさんが言うと紅さんが先程のように尿道口を縦に押さえて丸く拡げ、ぽっかりと開いた尿道口にみどりさんがカテーテルの先端をゆっくりと差し込んでいった。
「あぅぅぅぅ」
みどりさんは少し微笑みを浮かべる程の余裕の表情でゆっくりとカテーテルを挿入していく。なるべく患者に負担を掛けないようにと言ったとおり途中で抜き差ししたりはしないが、それでも外尿道括約筋を貫通するところではドリーさんは「イヤァァァアアアア」と叫びながら拘束された裸身をガクガクと揺らして絶頂に達したし、その先では太いカテーテルの先端が前立腺を通過する間ずっと「ォォオオオ・・・、ォォオオオ・・・」と咆哮を上げながらオーガズムに達しっぱなしだった。そしていよいよ最後の内尿道括約筋、自分の意志では緩めることの出来ない不随意筋に到達した時には既に息も絶え絶えで、「あぁぁ、こわい、あぁぁ、怖いわ・・・」と喘ぐばかりだった。
 しかしここでもみどりさんは「心配しないで」と声を掛けると指先に力を加えた。ドリーさんは自分ではどうすることもできず、ただ骨盤の奥深くの秘密の関門を無理やり貫通されるという気も狂わんばかりの快感に、「ィィイイイイイヤァァアアアアア・・・」と凄まじい叫び声を上げ、厳しく拘束されたと裸身を何度も何度もガクガクガクと痙攣させた。
「できるだけ負担を与えないようにと思ったのですが」とみどりさんが言うと、黒木部長は「まあ、仕方ないわね、とても敏感な患者だから」と笑った。そして、「さあ、これからね、お楽しみは」と黒木部長はドリーさんの顔を覗き込んだが、内と外の尿道括約筋を、さらに前立腺の中を通る細い尿道まで1センチのカテーテルで拡張されているドリーさんは、「アァァ、アァァ」と喘ぐばかりだ。
「いつまでも喘いでないで、まず最初はどっちのバルーンを膨らませるの? 緑だった、それとも赤だった?」
「あぁ、み、緑です」
「間違いない?」
 尋ねられるとドリーさんもそんなに自信があるわけでは無さそうだ。もし先に前立腺内のバルーンが膨れたらどうなるのかと心配しているのがありありと分かる。
「え、ええ、緑です」
 そう言い切ったもののドリーさんは不安げだ。
「緑ですね」
 そう言うとみどりさんは緑色のコネクターに30ccの純水の入ったシリンジを接続した。
「注入しますよ?」
「え、えぇ」
 ドリーさんはそう言うと目を瞑って横を向いた。
 みどりさんがゆっくりとシリンダーを押し込むと、ドリーさんは「あぁ、こわい、あぁぁ、こわい」と呟いていたが、「注入終わりました」とみどりさんが言うと、「あぁぁぁぁ」と大きな安堵の喘ぎを漏らした。
「コネクターをロックして」
 青木部長が指示すると、「は、はい」とみどりさんがコネクタ横のレバーを回した。バルーンを膨らませた純水が逆流しない為のロックだ。
「良かったわね。でも念のために抜けないかどうか試してみて」と黒木部長が言うと、みどりさんは「わかりました」と言ってカテーテルを抜くように力を入れた。
「イヤァアア」とドリーさんが叫んだ。
「大丈夫。抜けませんわ。ちゃんと膀胱内に留置できています」
「そう。それは良かったわ。じゃあ、いよいよね、ドリーさん」
「は、はい」
「じゃあ、次はどうするか自分で言いなさい」
「あぁぁ、あぁぁ」
「喘いでばかりいないで早く言いなさい」
「アァ、次は、あ、赤のコネクター」
「今度は赤ですね」と言うとみどりさんは30ccの純水の入ったシリンジを赤のコネクタに接続し、「準備ができたら言って下さい。注入しますから」と言った。
 会議室にいる全員がドリーさんの顔を見つめた。
「はぁぁ、はぁぁ」とドリーさんは荒い呼吸をしている。
「焦らなくてもいいわよ。あなたの準備が出来たら、前立腺を内側から圧迫されたくなったら言うのよ」
 黒木部長が魅惑的な目を大きく開いて言った。
「あぁぁ、あぁぁ、あぁぁ」
 1センチのカテーテルを尿道から膀胱にまで挿入されたままの裸身を皆に見つめられながらドリーさんは喘いでいる。しかも次に施される治療という名のプレイは1センチのカテーテルに巻きついているバルーンを、それも前立腺の中を通っている箇所のバルーンを膨らませてもらうという気も狂わんばかりの施術なのだ。

Re: ドリー誘拐 第二部(50) - 夕

2018/12/01 (Sat) 04:28:06

ドリー様の逞しく反り返ったペニス。私は恥ずかしいけど欲情してしまいました。女性には性的興奮を感じないのですがペニスには反応してしまいます。

私は針や蝋などで責められてプレイを受け入れてしまいます。作中のドリー様もマゾとして躾けられて感じているのですね。作中のドリー様に自分を重ねてしまいます。

私は一時間ほど前にプレイが終わって掲示板を拝見しています。

プレイの最後はパートナーからアヌス射精されたのちに、自分から放尿をお願いする様に促されて放尿を受け入れます。それからパートナーのペニスを口で清めます。最後に精液と尿が混ざった液体を飲むように命じられます。これは量が多くてジョッキが満タンになります。

飲み干した私を褒めてくれてパートナーは唇に舌を入れて可愛がってくれます。私がどんなに汚れても可愛がってくれるパートナーだからこそ私は感じることができるのだと思っています。のろけてしまいました。作中の様な環境でも感じることができるのか少し疑問に思いました。まとまりのない感想でごめんなさい続きを楽しみに待っています。

Re: ドリー誘拐 第二部(50) - 3Fin

2018/12/05 (Wed) 22:34:40

いやあ、大変なことになっていますね。
これまでドリーさんは尿道には関心が無いものとばかり思っていましたので、嬉しい驚きです。ぼくもそちらの方を少し嗜んだことがありますので、舞い上がってしまいました。7mmのステンレス製サウンドがするすると入る程度でして、8mmは入り口でもう入りません。もう少し拡張したくてFr22のブジーを取り寄せて挿入してみましたが取り扱いが手荒だったのか少し出血してしまいました。だから9mm径のものが無事に挿入できて興奮をきたすとはちょっとジェラシーを感じてしまうのです。
それにしてもいくらキシロカインゼリーを使ったにせよ次は10mm径のカテーテルなんて…
怖すぎます。ドリーさんは少年のそれではなかったのか?いや、受け入れられる程に立派でしたら、それはそれであこがれてしまうなあ、なんて複雑な心境にもなります。
でも何より胸を打たれるのは衆人環視で恥ずかしい姿をあらわにしてしまう事、厳しい現実にこそ見いだされる諦観と被虐の喜びなのかなあ。やっぱりジェラシー?

Re: ドリー誘拐 第二部(50) - ドリー

2018/12/06 (Thu) 10:32:23

夕さん、いつも感想ありがとうございます。特に私のペニスで感じて下さって、恥ずかしいけど嬉しいです。普段は決して見せることのないペニスですが、こんな状況で見られて、しかも勃起してしまうのは死にたい程に恥ずかしいのですが、それがまた快感なんです。

3Finさん、感想ありがとうございます。おっしゃる通りで、私は尿道プレイはほとんど経験ありません。小説の中で以前にお医者様にしていただいたのみです。だから本当に10ミリが入るのかどうか。ただ知人の医師に聞いたところでは、慣れた医師がすれば大抵は入るそうです。それにペニスの大きさと尿道の太さは関係ないですよ!

Re: ドリー誘拐 第二部(50) - 3Fin

2018/12/06 (Thu) 17:58:11

ああ、そうですね、ドリーさんがおっしゃるようにペニスの大きさと尿道の太さは関係ないのかもしれません。自分は子供の頃から便所で隣に立つ同級生のオシッコより細くて時間もかかっていた事を思いだしました。これまた最近お店のトイレで隣に立った小学生のオシッコが、いかに包茎で乱流気味になるとはいえ太く勢いよく短時間で終わってしまった事に驚き、かつ我が身の衰えを感じてしまいました。実は以前近所の内科で腰のレントゲン写真を撮影された時に前立腺肥大を指摘されまして。確かに前立腺が膀胱下部に盛り上がっている様子がわかりました。なおさら流れにくくなるわけですね。

「慣れた医師がすれば大抵は入る」…お医者さんに何かをされるというのもこちらは全くの受け身、切なさや羞恥に耐える患者と医師の間にある微妙な心の交流…そんなことを感じさせる先生は確かにおいでですね。ドリーさんのストーリーではよくお医者さんが登場しますが、納得も得心もするところです。関与されたい患者と関与してあげたい医師、ちょっと医療フェチ気味の3Finの感想です。

Re: ドリー誘拐 第二部(50) - ドリー

2018/12/06 (Thu) 18:29:19

3Finさん
前立腺肥大ならアネロスは一石二鳥ですね。ご存知のように元々は前立腺炎や前立腺肥大を治療する為の医療デバイスでしたから。

Re: ドリー誘拐 第二部(50) - ドリー

2018/12/06 (Thu) 18:35:27

第二部(53)
 誰も何も言わなかった。黒木部長も青木部長も、それに会長までもが薄笑いを浮かべながら黙ってドリーさんを、もう後戻りが出来ないところにまで追い詰められたドリーさんを見つめている。
 沈黙が続いた。1分、2分。
「まだ準備が出来ないようね」
 沈黙に耐えられなくなったかのように黒木部長が口を開いた。
「先生、例のポンプを」
 青木部長が頷くと、紅さんが診察台の側面から小さなテーブルを回転させるように移動して、ドリーさんの両脚を拘束している固定具の間に据え付けた。そして診察台の後ろの窪みの中に置いてあった炊飯器程度の大きさの白い機械をそのテーブルに載せた。
「繋ぎますか?」と紅さんが尋ねると青木部長が頷き、紅さんは白い機械から飛び出している直径2センチ程のチューブの先にコネクターを取り付け、コネクタの反対側をドリーさんの尿道口に挿入されているカテーテルの真ん中のチューブ、つまりカテーテル本体に繋いだ。
 青木部長はまずチューブの接続を手で触って確認した後、白い機械に近づいて幾つかのスイッチを押して赤く表示された数字を確認した。
「準備完了です」と青木部長は黒木部長の方を見ながら言った。
「ドリーさん、あなたの準備がなかなか出来ないようだからお手伝いしてあげようと思って。これが何かは分かるわね?」
「ぽ、ポンプ・・・」
「そう、ポンプ。何をする為のポンプかしら?」
「そ、それは・・・」とドリーさんはポンプを見つめたまま黙ってしまった。
 ポンプから出ているチューブが尿道カテーテルに繋がっているのだから、明らかに尿道そして膀胱に液体を注入するものだ。
「分からない? だったら分からせてあげましょうか? 先生、少しだけポンプを動かして下さる?」
「いいですよ」と青木部長は頷き、ポンプに手を伸ばした。
「ま、待って。待って下さい。言いますから」
 切羽詰まったドリーさんの声で青木部長は手を止めた。
「分かってるのなら早く言いなさい」
 黒木部長が言ったが、青木部長はいつでもスイッチを入れられるようにポンプに手を伸ばしたままだ。そして全員がドリーさんを見つめている。
「そ、そのポンプは」
「そのポンプは?」
 黒木部長が微笑みかける。
「そのポンプは、ぼ、膀胱に、な、何かを、ちゅ、注入する為のもの・・・」
「何かって?」
「ち、治療のための、く、薬とか・・・」
「じゃあこれからドリーさんは何を注入されるのかしら?」
「わ、私はどこも悪くないので、その必要は・・・」
「あら、そうかしら。それを決めるのは先生のはず。ねぇ、先生?」
「そうですね。やはり膀胱注入が必要ですね」
 そう言うと青木部長はスイッチを押し、ポンプがウィーンと小さく唸りだした。
「あぁ、いやです、変なものは入れないで!」
 ドリーさんは大声で叫びながら必死に裸身を動かそうとするが、両手両脚さらにウエスト辺りを革ベルトで厳しく拘束されているので、せいぜい顔を激しく左右に振ることくらいしか出来ない。
 そして皆が注視するうちに、ポンプから出ているチューブの中に無色透明の液体が現れたと思うと、コネクターを通過してカテーテルの中へと進み、尿道口からペニスの中へと入っていった。
「あぁ、いやぁ」とドリーさんが喘いだ。液体はまだカテーテルの中を通っているだけのはずだが、感触で何かが注入されていることがわかるのだろう。
「いやぁ、いやぁ」とドリーさんの喘ぎが次第に大きくなる。そしてそろそろ膀胱内へ注入されるころかと全員が注目していると、「イヤァァァアアアアア・・・」とドリーさんの叫び声が会議室中に響き渡り、裸身を拘束している革ベルトがギシギシと音を立てた。
「な、何を注入したんです?」と僕は青木部長に小声で聞いた。
「ふふふ、ただのお湯だよ。42度のね」と青木部長は囁いた。
「あぁぁ、と、止めて、止めて、イヤァァァアアア、止めて下さいっ!」
 42度のお湯は風呂なら少し熱い目で気持ち良い温度かもしれないが、体温以外の液体に触れたことのない膀胱には堪らない衝撃だろう。しかも何を注入されているのか知らないドリーさんが取り乱すのも当然だ。ドリーさんが叫びながら必死に哀願するが、青木部長は薄笑いを浮かべながらドリーさんの表情とポンプの表示を交互に見ているだけだ。
 しかし次第にドリーさんの喘ぎ声も小さく落ち着いてきた。膀胱が温度に慣れてきたのだ。
「ハァァ、アァァ、ハァァ、ァァァ」
 注入される液体が得体の知れないものでは無いと安心したのか、ドリーさんの表情も和らいできて、快感すら感じているような表情だ。
「そろそろかな」
 青木部長が黒木部長に目配せをすると黒木部長が頷いた。
 そろそろ何が起きるのか?皆はドリーさんの表情に注目した。
「ハァァ、ァァァ」と喘いでいたドリーさんの顔が少しずつ歪み始め、「アァ、ウゥ」という呻き声に変わったかと思うと、「と、止めて下さい。これ以上は・・・」とドリーさんは青木部長の方を見つめながら言った。
「どうしまたかな?」と青木部長はとぼけるが、ドリーさんはさらに切羽詰まった表情で、「も、もうこれ以上は・・・け、化粧室を使わせて・・・」と言って横を向いた。

Re: ドリー誘拐 第二部(50) - ドリー

2018/12/12 (Wed) 21:07:43

第二部(54)
「化粧室を使わせてとは驚きましたな。診察台で治療を受けているのに化粧室なんか使えるはずが無いじゃないですか」
「でも、あぁ、あぁ、も、もう、そ、粗相をしてしまいます」
「その心配は要りません。膀胱の出口はバルーンが密着してますからカテーテルとの隙間から漏れることはありません。ただあんまり頑張り過ぎると膀胱が破裂するかもしれませんよ、ふっふっふ」
「あぁ、そんな。も、もう止めて下さい」
 ドリーさんが悲痛な叫びを上げると青木部長はポンプに手を伸ばしてボタンを押した。ウィーンいう音が止まった。
「今でちょうど500mlだ。そろそろ準備は出来たかな?」
「な、何の準備でしょう」
「これは参ったな。あなたが準備が出来ないからお手伝いしてるのに。二つ目のバルーンを膨らませる準備ですよ」
「膨らませて欲しくなったかどうか聞いてるのよ」と黒木部長が付け加えた。
「そ、それは・・・」
 ドリーさんは言葉に詰まった。既に太さ1センチのカテーテルで尿道を拡張されているというのに、さらに前立腺の中を通っているカテーテルに巻きついているバルーンを膨らませて欲しいなんてどうして言えようか。
「まだその気にならないみたいですね。では100ml足しましょう」
 そう言うと青木部長はポンプのボタンを幾つか押した。ウィーンという音が再びして、「イヤァ、止めて」とドリーさんが叫んだ。
「叫んだって止めませんよ。バルーンを膨らませて下さいと言うまでいくらでも注入しますから」と言いながら青木部長は真剣な表情でポンプの表示板を見つめていたが、赤い数字が600になったところでポンプが止まった。その隣の数字は圧力のようだ。
「ふふふ、頑張りますね。ではもう100ml」
 ポンプが動き出すとドリーさんが叫び、そしてしばらくするとポンプが止まった。赤い数字は700を示している。
「そろそろ圧力が限界に近づいてきましたが、どうします、ドリーさん? あと100ml 入れますか? ちょっと私も責任持てませんよ」
「クククゥ・・・」とドリーさんは歯を食いしばって壮絶な尿意に耐えている。きっと外尿道括約筋を死にもの狂いで締め付けているのだろうが、それが締め付けているのはカテーテルのチューブでしかない。
「まだ膨らませて欲しくないみたいですね。それではあと100ml」
 そう言って青木部長がポンプのボタンを操作しようとした時だ。
「まあ、これを見て!」とみどりさんが驚いたような声を出してドリーさんのペニスの先から伸びているカテーテルを指差した。
「ほう、これはこれは」と青木部長が嬉しそうな声を出した。
 何? 何が起きたんだ? 僕は少し近寄って目を凝らしたが、「あっ」と思わず声が出てしまった。少し勢いを失ったペニスは尿道口に挿入されたカテーテルの重みで少し下を向いているが、太いカテーテルを頬張って大きく開いた尿道口からは透明な粘液がトロリトロリと浸み出し、カテーテルの表面を這うようにゆっくりと流れていたのだ。
「カウパー腺液だ!」と誰かが叫んだ。
「此の期に及んで未だ感じてるなんて」
 黒木部長は蔑むように言ったが、青木部長が「膀胱注入の効果ですよ」と笑うと、「確かにそうね」と頬を歪め、腰を屈めてドリーさんの耳元に唇を近づけると、「もっと注入されたい? それともそろそろバルーンにしましょうか、ドリーさん?」と優しく囁いた。
「クククク・・・も、もう注入は止めて、バ、バルーンを」
「やっとその気になったのね。では先生、バルーンを」と黒木部長が満足そうに青木部長に言った。
「クククク・・・あぁ、その前に、は、排尿をさせて・・・」
 ドリーさんが歯を食いしばりながら嘆願すると、「いや、その必要はありませんな。それどころか膀胱が膨らんで前立腺を圧迫しているので、このままの方が効果的です」と青木部長が冷たく言い放ち、みどりさんの方を向くと、「じゃあ、膨らませて。まずは10ccから」と言った。
「ククククァァ、先に排尿を!」とドリーさんは必死に頼むが、みどりさんは「10ccですね」と言うと、赤のコネクターに繋がったままでテーブルに置かれていたシリンジを手にした。
「さ、先に排尿を!」とドリーさんが精一杯の声で叫んだが、みどりさんは無視するように青木部長の方を見て、部長が頷くとゆっくりとピストンを押した。
「イヤァァアアアアア・・・・・」
 ドリーさんの絶叫が会議室中に響いたが、みどりさんは構わずにピストンを押し続けた。
 途中からは声も出せず、首を激しく左右に振りながら、ドリーさんは厳しく拘束された裸身を仰け反らせた。シーンと静まり返った会議室にはドリーさんが裸身を揺らせるガクガクという音だけが響き、最後にドリーさんは歯を食い縛って「クククゥ・・・」と呻きながら絶頂に達した。
「10ccだけか?」と青木部長が驚いた顔でみどりさんに尋ねると、「ええ、押し返されそうですが」とみどりさんはピストンをしっかりと握ったまま答えた。
「凄いわね」とさすがの黒木部長も驚きを隠せないし、会長も満足そうに頷いている。
 しかし絶頂に達したからと言って、膨らんだバルーンが元に戻される訳ではなく、ドリーさんは前立腺を内側から圧迫されるという気の遠くなるような快感に耐え続けなければならないのだ。
「あぁ、いやぁ、あぁ、いやぁ」
 息も絶え絶えに喘ぐドリーさんの、激しく上下する豊満な胸の谷間に青木部長が聴診器を当てた。
 しばらく真剣な表情で聴診器から伝わってくる音を聞いていた青木部長は、ニヤリと笑うと「あと10cc」とみどりさんに言った。
「10ccですね」
 みどりさんは自分に言い聞かせるように言うと、真剣な眼差しでシリンジの目盛りを見ながらピストンを押し込んでいく。
「グゥァァアアア・・・」と先ほどよりも凄まじい絶叫が響き、ドリーさんは必死に裸身をもがかせるが、きつく締められた太い皮のベルトはびくともせず、尚もみどりさんがピストンを押し込んでいくと、必死に歯を食い縛り、ガクガクという音だけを悲しく響かせながら、ドリーさんは再び絶頂に達した。
 誰も何も言わず、ブルブルと裸身を震わせながらオーガズムの快感に耐えるドリーさんを見つめていた。10秒、20秒、30秒。それは長い長いオーガズムだった。
「アァァ・・・」
 やっとの思いで息を継いだドリーさんだったが、次の瞬間またしても「イヤァァアアア・・・」と叫ぶと再び絶頂へと追いやられるのだった。
 青木部長だけが激しく上下する胸の谷間に聴診器を当て目を閉じてじっとドリーさんの身体が創り出す音を聞いている。
「どお?」と流石の黒木部長も真剣な表情だ。
 二度目の長いオーガズムもやっと乗り切ったドリーさんだが、「あぁぁ、いやぁ、あぁぁ、いやぁ」とまだ絶頂の8合目から9合目辺りのようだ。しかし、青木部長は真剣な面持ちのままで顔を上げ、ポンプに表示されている赤い数字を確認した後にニヤリと笑うと「全く問題なし。最後の10ccを頼む」とみどりさんに言った。
「すぐにですか?」
 みどりさんは未だ絶頂から戻らずに喘ぎ続けているドリーさんを心配そうに見ながら尋ねたが、「そうだ」と青木部長に言われると「わかりました」と答え、再びゆっくりとピストンを押し込んでいった。

Re: ドリー誘拐 第二部(50) - 夕

2018/12/15 (Sat) 05:53:10

週末だからパートナーから、たっぷりと責められてから読ませていただいています。

今日は目隠しをされた状態でダブルバルーン付きのポンプを挿入されて浣腸をされました。キツイ液体を使う場合は、いつもSM用のフックに吊るされて途中で抜けない様にします。臭いでアルコールやお酢など用意された中身が分かりますが目隠しをされているのでお湯で割った際の濃度や実際に入るまでドキドキします。作中のドリー様と注入される場所は違いますが似た状況だったのでストーリーを読みながら感じてしまいました。

今日はリンゴ酢を注入されましたが濃い濃度だったので焼けるような刺激に震えました。全頭マスク拘束された私の口はボールを咥えさせられているので呻き声しか出せませんでしたが結構大きな声が漏れていたようです。浣腸プレイは楽しいです。注がれたら中断できない刺激に襲われるところや、繰り返し絶頂に達することができる点が最高です。

ところで作中では、どの程度の時間が経過しているのでしょうか?私は3時間から4時間ぐらいプレイを楽しんでいます。挿入している時間は30分ぐらいですが、奉仕させていただく時間やディルドなどの道具責めを受けていると時間が過ぎてしまいます。ドリー様は週末などの時間があるときのプレイはどの程度時間をかけられますか良ければ教えてください。

Re: ドリー誘拐 第二部(50) - ドリー

2018/12/16 (Sun) 13:02:39

夕さん
ダブルバルーンの浣腸は素敵ですよね!いつもドキドキの体験談ありがとう御座います。

時間経過は私も考えてなかったのですが、3−4時間は経ってるのかしら?私は静子夫人とプレイする時は、週末なら半日以上の時もありますよ。でも時間はあまり関係無い気もします。外出先でほんの5−10分でも凄く感じますし。

Re: ドリー誘拐 第二部(50) - ドリー

2018/12/19 (Wed) 21:32:55

第二部(55)
静まり返った会議室の中央に据えられた診察台には魅惑的な裸身を厳しく拘束されたドリーさんが静かに横たわっている。半開きの唇の端からは涎の跡が、そしてやはり半開きの瞼から頬に掛けては幾筋もの涙の跡が生々しいが、さっきまでの絶叫が嘘のような穏やかな息遣いが周りを取り囲んだ人々の胸の奥深くに染み入るようだ。
 精々20ccしか容量のない前立腺の内側に挿入された容量30ccのバルーンを膨らまされるという気も狂わんばかりの施術。しかも前立腺のすぐ上の膀胱は700ccもの湯を注入され破裂寸前にまで膨らんでいるので、内側から圧迫される前立腺は逃げ場がない。悪魔の実験としか言いようの無い施術の為に仕組まれたバルーンに、最後の10ccを注入されたドリーさんの反応は凄惨とも言えるものだった。
 その直前の注入により絶頂を極めたばかりのドリーさんがまだ8合目か9合目の辺りを彷徨っている時に、留目とも言うべき最後の10ccを注入されたのだ。とても人間の声とは思えない、怪鳥のような咆哮を上げ、拘束された裸身を今にも診察台が床から浮き上らんばかりに激しく揺らせながらドリーさんは前立腺オーガズムの絶頂を続けざまに二度三度と極め、そして気を失ったのだ。
「先生。素晴らしいものを見せてもらったな。大した腕前だ」
 会長が身を乗り出すように青木部長に言った。
「満足して頂いたようで嬉しいです」
 青木部長はそう答えると、今度はみどりさんの方を向いて言った。
「バルーンを閉じて。赤い方だけだ」
 そしてゆっくりと上下するドリーさんの胸の谷間に聴診器を当てた。
 みどりさんは今まで握りしめていたピストンをゆっくりと戻し、30ccの純水がシリンジの中に戻った。これで前立腺を内側から圧迫していたバルーンは萎んだはずだ。
「閉じました」とみどりさんが言うと青木部長は黙って頷いた。黒木部長は何も言わずに青木部長の顔を見つめている。
 聴診器を動かしながらしばらくドリーさんの鼓動や呼吸音を聞いていた青木部長は顔を上げると、「問題なし。目を覚まさせてやろう」と言って、紅さんが差し出した脱脂綿を受け取るとドリーさんの鼻先に近づけた。
「ううん」と唸りながらドリーさんは目を開いたが、焦点が定まらないようでぼんやりしている。しかし次第に周りを取り囲んでいる人々の顔がはっきり見え出したのか、「あぁ、いやぁ、あぁ、いやぁ」と激しく全身をくねらせようとするが、どんなに激しくもがいても、裸身を拘束している革ベルトがギシギシと音を立てるだけだった。そしてさらに切迫した尿意の感覚が戻ってきた。
「あぁ、あぁぁ、け、化粧室を、は、早く、化粧室に行かせて下さい」
「また化粧室ですか。診察台で治療を受けているのに化粧室なんか使えるはずが無いってさっき言ったじゃないですか」
「でも、あぁ、あぁ、も、もう、そ、粗相をしてしまいます」
「それなら膀胱の出口はバルーンが密着してるから漏れることはありませんと、これもさっき言いましたよね。ただあんまり頑張り過ぎると膀胱が破裂するかもしれないと」
「あぁ、こ、怖い。もう我慢が・・・あぁぁ、あぁぁ」
 ドリーさんは必死に半泣きで頼んでいる。
「どうして膀胱注入されることになったか覚えてますか?」
「・・・」
 突然理由を聞かれてドリーさんは当惑しているようだ。何でだったのだろう。僕にもすぐには思い出せない。しかもそれはついさっきの出来事のようにも、遥か昔の出来事のようにも思える。
「あなたがバルーンを受け入れる準備がなかなか出来ないから手伝ってあげたのですよ。忘れたのですか?」
「あぁぁ、そ、そうでした」
「それでバルーンによる施術を受けられたのでしょう?」
「そ、そうです」
「だったらお礼の一言くらいあっても良いのでは?」
「そ、そんな・・・」とドリーさんは口ごもってしまった。しかしここで青木部長と議論をしていても、いつまで経っても排尿はさせてもらえない。
「あ、そ、それは失礼しました。気が動転してて、つい忘れておりました。先ほどは手伝って頂きありがとうございました。おかげでバルーンの施術を無事終わることが出来ました。つきましては、膀胱注入も終了して頂けないでしょうか?」
 羞恥の極限のような姿で裸身を拘束されているドリーさんの口から、いつもの気高い言葉が流れ出し、オフ会参加者たちは息を飲んでドリーさんを見つめた。
「いいでしょう」
 青木部長の口から思いがけない言葉が出て、ドリーさんの顔がぱっと晴れた。
「しかし、条件があります」
「何でしょう。何でも仰る通りに」
「次の治療は何でした?」
「・・・つ、次は・・・」
 ドリーさんが口籠った。次は直腸洗浄だがその言葉を自ら言わなければならないのだ。
「もう忘れましたか?」
「い、いえ、次は、ちょ、直腸、せ、洗浄・・・」
「そうですね、直腸洗浄。これもなかなかきつい施術になりますよ」
「は、はい・・・」
 そう答えるドリーさんは直腸洗浄のことを思い浮かべるかのように頬を赤らめた。
「直腸洗浄の時にもあなたの準備がスムーズに整わないと、私がお手伝いする必要が出てくると思いませんか?」
「えっ?」
 ドリーさんは再び当惑した表情を見せた。僕だって、きっとオフ会参加者全員が当惑しただろう。直腸洗浄の準備って何なのだ。直腸洗浄自体が次のアナルプラグ挿入の準備ではないのか?
「分かりませんか? いや私にも想像は付きませんが、もしもの時を考えてということです。その時にあなたのお手伝いができるようにと思っているんです」
「そ、それはありがとうございます」
「お分かりになったようですね」
「あ、い、いえ、まだ分かりません」
「勘の鈍い人だ。さっきもなかなかバルーンを膨らませて欲しくならなかったのでは?」
「そ、それはそうですが」
「それで私がお手伝いしてあげたのでしたね」
「そ、そうです」
「どんなお手伝いでした?」
 ドリーさんの顔が強張った。
「それは、ぼ、膀胱注入・・・」
「そうです。それであなたはバルーンを膨らませて欲しくなった」
「いえ、それは・・・」
 ドリーさんが口答えしたくなるのは当然だ。膀胱注入で膀胱を破裂直前に追いやっておいて無理やりにバルーンを膨らませて欲しいと言わせたのだ。でも、それを議論しても勝ち目のないことはドリーさん自身が一番わかっている。
「違うんですか?」
「そ、その通りです。膀胱注入のおかげでした」
「そうだとしたら、直腸洗浄の時にももしかして必要になるかもしれませんよね」
 ドリーさんの顔から血の気が引いた。僕も背筋がぞっとした。直腸洗浄は普通なら浣腸器或いは大量に行う時にはイルリガートルでアヌスから洗浄液を注入するだけだ。ドリーさんにとってはこれほど経験の多いプレイは他には無いほど、浣腸や直腸洗浄に関しては超が付くほどのエキスパートだ。そんなドリーさんが施術を拒みたくなるような直腸洗浄とは?
「そ、それはそうです」
 ドリーさんの息遣いが荒くなった。今までに経験もしたことのないような直腸洗浄を施されるのか? そしてそれを受け入れさせる為に再び極限までの膀胱注入をしようというのか。
「もう条件はわかりましたね」
「は、はい」
「では自分で言いなさい」
「は、排尿はさせて下さい。でも、カ、カテーテルはそのまま留置して下さい」
「ほほう、カテーテルはそのままにと。その理由は?」
「いつでも膀胱注入していただく為です」
 そう言い切ったドリーさんの表情は神々しさが漂うほどだ。
「ではお望み通りカテーテルはそのまま留置しよう。排尿だけさせてやってくれ」
 青木部長が二人の看護師に向かって言うと、みどりさんがポンプのチューブをコネクターから外した。これでドリーさんの尿道口から伸びているカテーテルの先にはコネクターが接続されているだけだ。そして紅さんが診察台の後ろから中ジョッキを二つ取り出してポンプの横に置いた。
「あ、ありがとうございます」
 やっと排尿させてもらえると思ったのか、ドリーさんが安堵の言葉を吐いた。
「随分優しいのね」と黒木部長が冷やかすように言うと、「結構限界に近いんですよ。本当に冷や冷やだったんですから」と青木部長は答え、カテーテルの先を中ジョッキの中に入れて青木部長の方を見ている紅さんに向かって「ロックを外して」と言った。
「ぁぁぁあああああ・・・」
 ドリーさんの嗚咽が会議室中に響き、微温湯がカテーテルの先からチョロチョロと流れ出した。
「しばらくの間だけよ」と言いながら、みどりさんが真っ白のシーツでドリーさんの裸身を覆った。
「ありがとうございます・・・」
 ドリーさんは呟くように言うと目を閉じた。

Re: ドリー誘拐 第二部(50) - 夕

2018/12/20 (Thu) 07:58:09

ついに屈服してしまったドリー様を見ていると、自分自身に重なってしまいます。私自身がそうなのですがパートナーを受け入れてしまうと以前まで迷っていたことでも決断してしまうぐらい変ってしまいます。私は出会って最初の頃にいくつかピアッシングをしていただきましたが、当然ファッションではなくて責めを受け入れるための証です。今では戻れない変化まで受け入れて全てをささげています。

ドリー様が受ける浣腸プレイが楽しみです。私は寒天浣腸が一番焦りました。300mlガラス浣腸器一本分でしたが、40℃ぐらいで注入して熱くて苦しみ、プラグで塞がれたアヌスの奥で固まったため自力では排泄できませんでした。ガラスのマドラーで出そうとしたりしましたが上手くできません。結局普通の浣腸を繰り返して自然に出せましたが当時は病院に行こうかと焦りました。

その後も、身に付いた変態性癖は治らなかったので、私は今のパートナーと出会えて幸せです。

Re: ドリー誘拐 第二部(50) - ドリー

2018/12/27 (Thu) 21:14:59

夕さん
あなた自身に重ねて読んでいただき感激です。夕さんもマゾの幸せが分かっておられるみたいですね。

寒天浣腸なら多分翌朝には自然に排泄されたと思いますよ。物理的に大きなものを入れると医師の助けがいるかもしれませんが、固まった寒天は固い便、つまり便秘みたいなものなので、そんなに心配しなくても良かったのではと思います。

Re: ドリー誘拐 第二部(50) - ドリー

2018/12/27 (Thu) 21:31:19

第二部(56)
 ドリーさんが排尿させてもらっている間に、会長が青木部長を手招きした。
「どんな直腸洗浄をしようとしてるのかな、先生。ドリーさんが嫌がるかもしれないというのは相当凄いものかと思うが」
「さすが会長、鋭いですな。覚えておられますか、ドリーさんの体験談にチャイナタウンで緑色の浣腸をされるシーンがあったのを?」
「もちろんだ。陳夫人のショーの舞台に出されて、冷えると固まるとかいう浣腸をされたシーンだな」
「そうです。あれはきっと中国の秘伝の薬草やら海藻やらが入っていたのでしょうが、それを何とか再現出来ないか。いや、あれよりも凄いものが出来ないかと。こっちには一流の化学者が揃ってますから」
「それで出来たのか?」
「何とか。つい先週のことです。ドリーさんの来日に間に合って良かった。でもヒトに使うのは初めてなんです」
「それはちょっと拙いんじゃないのか?」
「動物実験は済ませてます」
「どんな動物だ」
「色々ですが最後は豚で試しました」
「豚で試して、大丈夫だったんだな? 副作用も何も。まさか死んだりしてないだろうな」
「もちろんです、何の副作用もなく、今でもピンピンしてます」
「そうか、それならドリーさんで試すのも仕方ないな」
「ありがとうございます。実はそのビデオをまずは見てもらおうと思って。もちろんドリーさんにも」
「それは楽しみだな」
 会長が満足そうに笑みを浮かべるのと同時に、会議室の照明が少し暗くなり、正面の巨大なモニターがオンになった。
「排尿もちょうど終わりましたわ。中ジョッキ1杯半も」
 そう言いながら紅さんがジョッキを会議室の隅へ片付けた。
 青木部長がモニターの前に立つと、「新型直腸洗浄システム」というタイトルが映し出された。
「最も優れた直腸洗浄システムは次の三つの特徴を備えなければなりません。まず一回の洗浄で直腸が綺麗になる。通常はアナルプレイの前には二三回、或いはそれ以上の浣腸が必要ですが、これを何とか一回で出来ないか。二番目に後処理が簡単。通常の液体浣腸はトイレのないところでは難しいですが、これを何とか解決したい。そして三番目に洗浄を受ける患者、つまりドリーさんが気持ちよく受けられることも大切です」
 皆が裸身にシーツを掛けられたドリーさんの方を見たが、ドリーさんは険しい表情のままモニターを見つめている。
「そんな上手い話があるのかしら?」と尋ねたのは黒木部長だ。
「それが出来たんですよ」と青木部長が答えると、モニターにはヒトの直腸の断面図が映された。上方に大腸の最後の部分であるS状結腸が、下方には肛門が描かれている。
「通常の洗浄つまり浣腸では直腸に液体を入れて排泄ということを繰り返します。しかし当然ながら一回では綺麗にならないので何度も繰り返すことになります。しかも便は奥の方、つまりS状結腸から出てきますから、出来れば奥から先に洗浄したい」
「それは当然よね。でもどうやって」
「ヒントはドリーさんの体験談にありました。チャイナタウンでの緑色の浣腸液です」
「冷えると固まって蛇のようになるやつ」と誰かが叫んだ。
「その通り。でもそれだけでは一回では綺麗にならない」
「確かに『肛宴のお龍』でもお龍さんは二度も浣腸されたぞ」と他の誰かが言った。
「そうです。それで我々が開発したのがこれです」
 モニター上の直腸の図に、器具の模式図が重なった。アヌス側から太いノズルが少し直腸内へ入り、そこから直腸の奥の方へ直腸壁に沿って少し湾曲した少し細いチューブがS状結腸のすぐ手前まで伸びている。
「細いチューブを奥まで挿入して、奥から浣腸液を出します」
「でもそれなら一回では綺麗にならないんじゃ?」
「その通り、それだけなら。でもこのシステムは一度に全部を出す訳じゃないんです」
 モニターに映った細いチューブの先から風船が膨らむように円形が現れ少しずつ大きくなった。
「これが浣腸液です」と青木部長が言った。
 円形は直腸と同じくらいの大きさになるとチューブから離れた。
「とても粘性の高い液体でしかもすぐに固まります。一度に250ccだけ注入すると、だいたい直径8センチのボールになります。もちろん猛烈な便意を催す成分ですから、直腸の蠕動運動で肛門の方へ移動します」
 青木部長の説明に合わせるようにモニターに映った円形も肛門の方へ移動し、細いチューブの先には隙間が出来た。
「この隙間に次の250ccを注入する訳です」
 モニターに映されたチューブの先に再び小さな円形が現れると少しずつ大きくなり、直腸と同じ大きさになるとチューブから離れて肛門側に移動し始めた。
「これを繰り返すわけです。8センチのボールが全部で8個できます。最初のボールにはより多くの便が含まれますが、最後の方になるとほとんど綺麗なボールになるはずです」
「理屈は分かったけど、そんなにうまく行くのかしら?」と黒木部長が言うと、「動物実験のビデオをお見せします」と青木部長が言ってビデオが始まった。
 映し出されたのは壁も床も白タイルを敷き詰めた20畳程度の部屋である。カメラが移動して部屋の中央にいる動物を映し出した。
「おぉっ」と言う声があちこちから上がった。
 豚である。4本の足をそれぞれ床から伸びている柱に太い皮ベルトで拘束されている。いや、そうではなくて小さなテーブルに腹ばいに乗せられて、テーブルの足に4本足を拘束されているようだ。不安気に「ブヒ,ブヒー」と鳴いている。
「もうお分かりのようにオスの子豚です。生後半年ですが体重は100キロは越えてるでしょうね」
 ドアが開いて白衣の女性がキャスター付きのワゴンを押して入ってきた。ワゴンは子豚が固定されているテーブルと同じ位の高さで、その上には先の尖った銀色の円筒が載せられている。長さは50センチ、太さは20センチ位だろうか。ワゴンは子豚の後ろで止まり、カメラが円筒の先端にズームインすると、尖った先端から円錐形のノズルが出てきた。先端径は2センチ程だが最大径は5センチはあり、まるでアナルプラグだ。
 白衣の女性はポケットからリモコンのようなものを取り出すと、ボタンを押した。アナルプラグのような円錐形のノズルの先から、今度は直径1センチ程の細いチューブが少し湾曲しながら出てきた。硬質プラスチックでできているのか、伸びても垂れることはなく、20センチほどの長さになると止まった。
 満足そうに頷く女性の顔をカメラが捉えた。
 紅さん!
 小さなどよめきがさざ波のように会議室を満たした。
 モニターに映った紅さんが再びボタンを押すと、チューブは元どおりに円錐形のノズルに収まった。次に紅さんはワゴンをさらに子豚に近づけ、再びリモコンを操作して、ノズルの先がちょうど子豚の肛門の位置にくるようにワゴンの高さを調整した。
「準備完了です」とモニターの中の紅さんが言った。
「それではジェルを塗ります」と聞き慣れた声がしたと思ったら、白衣姿のみどりさんが両手にメディカルグローブを嵌めて現れた。左手にはジェルのチューブらしきものを持っている。
 みどりさんは右手の指先にジェルを絞り出すと、円錐形のノズル全体にジェルを塗りつけ、さらにジェルでベトベトの指先を子豚の肛門に当てた。
「ブヒー、ブヒー」と子豚が喘いだが、みどりさんは躊躇することなく子豚の肛門にジェルを塗りつけ、さらに指を最初は一本、しばらくすると二本、子豚の肛門に挿入して肛門の内側にもジェルを塗りつけた。すると次第に子豚のペニスが細長く伸び始めた。
「こちらも準備完了よ。挿入して」
 みどりさんが言うと、紅さんがワゴンを少し前に動かしてノズルの先端を子豚の肛門に当てた。
「ブヒー」と子豚が鳴いたが、紅さんが構わずにリモコンのボタンを押すと、円錐形のノズルが右左と回転しながら子豚の肛門にめり込んで行く。
「ブヒー、ブヒー」と子豚の鳴き声が大きくなるが、円錐形のノズルは何事も無いように子豚の肛門にめり込んでいき、「キー」と言うような叫び声を上げさせながら、最大径の部分までめり込んだ。
 カメラがみどりさんの顔にズームインすると、「これでノズルが直腸に入りましたので、今からチューブを直腸奥まで挿入します」とみどりさんが微笑み、カメラは再び子豚の全身を捉えた。紅さんがリモコンのボタンを押すと、子豚が小さな悲鳴をあげた。
「チューブは直腸の奥まで届いたはずです。では今から洗浄用のジェルを250cc注入します」
 みどりさんがそう言うと、紅さんがリモコンを操作した。
 子豚は何の反応もしない。
「粘性の高いジェルなので少し時間がかかりますが、そろそろ注入が始まると・・・」
 みどりさんがそこまで言ったとき、突然子豚が「ブヒィィィイイイイ」と悲鳴を上げながら全身を揺さぶった。
「少しでも粘性を落とすために温度が高いのと、強烈な便意を催す成分が含まれている所為です」
 子豚の悲鳴はますます大きくなり、激しく全身を揺すって何とか拘束されたテーブルから逃れようとするが、厳重に子豚の脚を縛り付けている皮ベルトはビクともしない。
みどりさんは紅さんの持つリモコンのディスプレイをじっと見つめている。
「250ccの注入が終わったようです。ここから先はこの洗浄システムが直腸内に注入されたジェルの温度を測り、十分に固まったことを確認してから次々と新たなジェルの注入を行います」
 子豚の悲鳴は少し落ち着いてきたようだ。そして二三分経っただろうか、突然子豚が「ブヒィィィイイイイ」と鳴きながらテーブルをギシギシ言わせた。
「二度目の注入です」

Re: ドリー誘拐 第二部(50) - 夕

2018/12/29 (Sat) 08:23:37

ドリー様が受ける浣腸プレイは私のプレイと似ていますね。体温より少し高いだけでとても熱く感じて、重さを感じる粘度が苦しさを増して感じてしまいます。それが8回も単純な長さは64cm分も!私もされたいです。でもちょっと心配なことがあります。私の体験を添えさせていただきます。

私はパートナーからアヌスが開ききって内側が外へ飛び出している動画を見せられて、同じようにしてあげると告げられたことがあります。独りでオナニーをしているときは広げすぎない様に注意していました。既に体を固定されながらアヌスを撫でられている私は「お願いします。私のアヌスを可愛がってください」と申し出ました。

拡張用のバルーンを挿入してしばらく放置してから、直径5cmぐらいのボールを2cmぐらい離して5連つないだディルドでアヌスを責められました。鏡に映しながら数分繰り返すと開きっぱなしになって中身が赤くのぞき始めました。アヌスを指でなぞっていただくと内側の肉が膨らんで外に零れる寸前です。どうされたいか問われた私は「最後まで続けてください。全部外に出るまでお願いします」とねだりました。

ボールが前後に動くたびに絶頂感がきて、アヌスの奥に当たる際も逝きそうになります。ゆっくりした動きが辛くて死にそうです。乳首を責めるパルスの痛みも感じないぐらい快感に包まれて、小さなペニスからは小水が噴出してやがて精液が零れて逝き果てました。

最後にディルドを抜いていただくと鏡に映るアヌスから赤い肉が広がっていました。舌で舐めていただくととても感じました。続いてペニスを挿入されると普段の何倍も感じます。アヌスの内側が敏感になっている感じです。全部が終わったあと開いたアヌスを自分で触って怖くなりました。

ドリー様のアヌスも赤いお肉をさらけ出さないか心配と期待をしてしまいます。美しいドリー様のアヌスが大勢の視線が見つめるなか破壊される。ドキドキします。私のアヌスはその後もとに戻って普通のプレイでは大丈夫です。アヌスの復元力って凄いですね。

Re: ドリー誘拐 第二部(50) - ドリー

2018/12/29 (Sat) 16:24:16

夕さん
素敵な体験談ありがとうございます。アヌスの赤いお肉は英語ではAnal Roseって言うんですよ。赤いバラの花。ネットで調べると美しい画像がいっぱい出てきます。簡単に自分でAnal Roseを作れる方も多いみたいです。もちろん普段触るところじゃないのでとっても敏感ですよね。太いディルドや大きなボールのアナルプレイをすると出来やすくなりますが、私はそれほどでもないです。小説のような寒天(ゼリー)のボールは柔らかいのでAnal Roseは出来ないです。

Re: ドリー誘拐 第二部(50) - 夕

2018/12/31 (Mon) 10:34:33

Anal Roseで検索してみました。私のアヌスは5cm弱ぐらい開いていたと思うのですが、検索結果で表示される動画や写真はとても大きく開いて大輪のバラの様でした。大きく収縮を繰り返して怖さを感じました。
私のアヌスはまだまだ開発が足りないのか、5cmぐらいが限界です。

動画では手首や巨大なディルドを引きずる出す様な激しいプレイを受け入れる姿がショックでした。私のパートナーは優しくて無理やりに体を壊す様なプレイを強要されません。私のSM観が一般的か不明ですが、私はパートナーに導かれて自分が染められていくプレイが好きです。

咲いたAnal Roseの敏感さは特別です。不安ですがまた咲かせたいと願っている自分もいます。ドリー様は分かってくださると思いますが、鏡に映るアヌスが意思と無関係に動き、触れたパートナーの指を咥える様子は衝撃的でした。それが気持ちよくて忘れられません。アヌスが元に戻るまで数日は不安で怖かったのにです。

私は作中でドリー様がAnal Roseを咲かせるところを見たいです。ちょっと意地悪ですが咲いた花を主人公に閉じさせて恥ずかしさに苦しむドリー様を期待します。

今年はパートナーと一緒になれたり、女性として生きる最初の年になりました。悩むことの多い一年でしたが充実していました。来年がドリー様や皆様にとって良い年になるようにお祈りしています。

Re: ドリー誘拐 第二部(50) - ドリー

2018/12/31 (Mon) 14:43:43

夕さん
私にもAnal Roseを咲かせたいのね。考えておきますね。

では続きです。

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第二部(57)
 僕たちは何も言わずにじっとモニターを見つめていた。時折ドリーさんの方を見ると、シーツで裸身を覆われたドリーさんも蒼白な顔を強張らせるようにやはりモニターを注視していた。二度目の注入以降は子豚の悲鳴が落ち着くことはなく、全身が次第に赤く染まってきた。
「凄まじい便意ですから」と青木部長が笑いながら説明した。
 それでも二、三分おきに子豚が発する凄まじい悲鳴で新たな注入がなされたことが分かった。その度にみどりさんの声が、何度目の注入であるかを知らせた。
 そしてやっと最後の8回目の注入が終わると、「最後のジェルが固まるまで、約2、3分は排泄はさせません」とみどりさんが言った。
 子豚の悲鳴は次第に弱々しくなり、口からは夥しい涎を垂れ流し続けている。
「あと1分」
「ヒィー、ヒィー」と子豚はますます激しく悲鳴を上げる。
「時間です。プラグを抜きますね」
 紅さんはそう言うとリモコンのボタンを押した。
「ギィィィィ」という悲鳴を子豚に上げさせながら、アナルプラグのような円錐形のノズルが子豚の肛門から抜かれるのだ。5センチはありそうな最大径の部分が肛門を押し拡げながら姿を現すと、子豚の悲鳴も最高潮に達した。そしてノズルが抜かれると注入器を乗せたカートが横に避けられ、代わりにステンレス製の大きな角形トレイを乗せたカートが子豚の肛門のすぐ下に寄せられた。
「ブヒィィィィ、ブヒィィィィィ」
 子豚が悲鳴を上げると肛門が大きく開き、中から緑色のボールが顔を出したが、肛門よりも遥かに大きいのか、外に出ることは出来ない。しかもさっきまで垂れ下がっていたペニスが細長く伸び始めたのだ。
「かなり固くかたまっているので、アヌスが8センチ近く開かないと排泄できません」
 みどりさんはそう言いながら子豚の肛門の周りを撫でさすっている。
「ブヒィィィィ、ブヒィィィィィ」
 子豚の悲鳴は益々激しくなり、肛門が極限まで開いたと思ったら緑色のボールが角形トレイの上に勢いよく飛び出すと同時に、細長く伸びたペニスの先から大量の白濁液が噴き出した。緑色のボールはトレイの上でブルンブルンと震えているが、緑色に見えたのは片側だけで反対側の3分の1程は茶色の塊があちこちに埋まっている。
 一旦収まった子豚の悲鳴が再び大きくなると、またもや肛門が大きく開き、二つ目のボールが飛び出した。子豚が悲鳴をあげながら、そして細長いペニスの先からは白濁液を噴出させながら次々に緑色のボールを排泄する度に、みどりさんが木製のヘラを使ってボールをトレイの上に順番に並べていく。
 5個目か6個目を排泄した時だ、一際大きな悲鳴を上げると子豚は静かになった。カメラが子豚の顔を捉えると、失神したのか首をぐったりと垂れている。それでも射精を伴う排泄は続き、最後のボールを子豚が排泄するとトレイの上には8個の緑色のボールが並んだ。
「ご覧のように最初の3、4個は排泄物が混ざっていますが、最後の4個はこのようにとても綺麗です。しかもこの子豚ちゃん、生まれて初めての射精も経験したみたいですね」
 みどりさんがそう言った後、床に溜まったおびただしい量の白濁液がアップで映され、さらに涎をだらだらと垂らしながら白目を剥いて失神している子豚の顔がアップになったところでビデオは終わり、同時に会議室の照明が明るくなった。
「ふぅーー」と僕は大きく息を吐いた。会議室のあちこちから同じような息を吐く音が聞こえた。
「如何です? 上手く行くもんでしょう? しかも快感は凄いでしょう?」と青木部長が満足そうに少し笑みを浮かべながら言った。
「あれをドリーさんに試すのね」
 黒木部長はそう言うとドリーさんの方を向いた。
「どお? お気に召したかしら?」
 ドリーさんは何も言わず、唇を噛んだままさっきまでビデオが映っていたモニターの方をじっと見つめている。
「さあ、次の治療をお願いしないと」
 黒木部長が嬉しそうに言ってもドリーさんは何も聞こえないかのようだ。
「実物をお見せした方が良いかもしれませんね」
 青木部長は笑いながらそう言うと、会議室の入り口に向かって「直腸洗浄システムをここへ」と大きな声で言った。
 ドアが開き、白衣の女性が先ほどビデオの中に出てきたのと同じようなキャスター付きのワゴンを押して入ってきた。紅さんだ。和服ではなく真っ赤のミニドレスの上に白衣を羽織っている。ワゴンの上にはさっきビデオにも登場した先の尖った銀色の円筒が載せられている。その後ろから入ってきたのはみどりさんだ。やはりグリーンのミニドレスの上に白衣を羽織っている。
 ワゴンがドリーさんの正面に近づいてくると、「ヒィィィィ」とドリーさんが悲鳴を上げた。
「もうこれは要らないわね」
 みどりさんがドリーさんの裸身を覆っていたシーツをぱっと取り去った。
「あぁぁぁ」と小さく喘いだドリーさんは弱々しく首を左右に振った。厳しく拘束されている裸身がみるみる紅く染まっていったが、直径1センチのカテーテルを挿入されたままのペニスは力なく垂れ下がったままだ。
「さあ、もう一度聞くわよ。次はどうしてもらうの?」
 黒木部長がドリーさんの耳元で言った。
「あぁ、い、いや」とドリーさんはうわ言のように言った。
「いやでは済まないこと位、分かってるわよね」
「一つ言い忘れたことがあります」と青木部長が言った。
「何?」と黒木部長が振り返った。
「少しだけ改良というか、今日ドリーさんに試して頂くシステムには円錐形のノズルはありません」
「アナルプラグみたいなのが無いのね」
「ええ、子豚は排泄を我慢できないのでアナルプラグが必要だったのですが、ドリーさんは無しでも我慢できるはずなので」
「そうね。その方が楽しめるわね。さあ、ドリーさん」
 そう言うと黒木部長はもう一度ドリーさんの方を向いて言った。
「次はどうしてもらうの?」
 黒木部長、そして会議室に集まった全員がドリーさんの方を注視した。
 ビデオの中で子豚に施された凄まじいとしか言いようのない新型直腸洗浄システムをドリーさんに試そうというのだ。しかもそれをドリーさんは自らお願いしないといけない。
 唇を噛み締めたままドリーさんは遠くをじっと見つめている。
「どうなの?」
「・・・・」
 弱々しく首を振るだけでドリーさんは何も言えない。
「どうなの?」
「あぁぁ、い、いや」
 やっとそれだけ言うとドリーさんは横を向いた。

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